Raspberry pi pico で、起動したときにプログラムんを実行します。 その際に、定期的に電源をONにしたり、OFFにしたりする方法はありますか?
Raspberry Pi Picoで起動時にプログラムを自動的に実行する方法と、定期的に電源をON/OFFする方法について説明します。
起動時にプログラムを自動実行する方法: Raspberry Pi PicoにMicroPythonファームウェアがインストールされていることを前提とします。起動時にプログラムを自動実行するには、main.pyという名前のファイルを作成し、その中に実行したいコードを書いてください。Raspberry Pi Picoは、起動時にmain.pyを探し、見つかった場合はそのファイルを自動的に実行します。
定期的に電源をON/OFFする方法: 定期的に電源をON/OFFする方法は、ソフトウェア制御とハードウェア制御の2つがあります。
ソフトウェア制御:
Raspberry Pi PicoのMicroPythonを使って、プログラムでスリープ状態に入ることができます。ただし、これは完全な電源OFFではなく、低電力モードに移行するだけです。以下のコードは、Picoを5秒間スリープさせ、その後5秒間LEDを点滅させる例です。
import machine import utime led = machine.Pin(25, machine.Pin.OUT) while True: led.value(1) utime.sleep(5) led.value(0) machine.lightsleep(5000) # 5秒間スリープ
ハードウェア制御:
完全に電源を切るには、ハードウェア制御を使用する必要があります。電源管理ICやタイマーリレーを使って、定期的に電源をオン/オフすることができます。電源管理ICの例としては、TPS3820やTPS3813などがあります。タイマーリレーは、一定時間後に電源を切るように設定できるリレーです。
注意: 定期的に電源を完全にオン/オフする場合、データの消失や破損のリスクがあります。適切なデータ保存と復元の手段を用意することが重要です。